アニョハセヨ!韓国在住日本人のhanamaruです^^
「韓国で結婚式をすることになった!」「韓国で友人の結婚式に参加することになった!」という方、国が違えば文化が違うし、実際どういうことが行われるのだろう…と不安になっていませんか?
また、「韓国ではどんな結婚式が行われているのか気になる!」という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、韓国の結婚式は、日本の結婚式スタイルとかなり違います。
プログラムが違うだけではなく、招待していない人が平気で来たり、同じ式場の花嫁同士が普通に鉢合わせしたり、挙式を見ずにビュッフェだけ食べて帰る人がいたり…..例をあげるとキリがありません!笑
この記事では、実際に韓国で結婚式を挙げた私が韓国式挙式の1日を初めから終わりまで、一挙にご紹介します。
これを読めば、韓国の結婚式は完璧!自信を持って参加できると思います^^
それではスタート!
コロナウイルスの影響で結婚式を延期したり、中止せざるを得ない方々にとってはこの記事が不快に思われる可能性もあるため、先にお詫び申し上げます。
「こういう結婚式もあるんだな」と寛大なお気持ちで見ていただければ幸いではございますが、
もし不快な方が多数いらっしゃって、その方々のご希望であれば、この記事の公開を中止することも考えておりますので、ご意見いただければと思います(TT)
何卒ご了承くださいませ。
スピードが命!韓国の挙式スケジュール
韓国はよくパリパリ(빨리빨리=早く早く)文化だと言われます。
これになかなか日本人はついていけず苦労するのですが、結婚式も例にもれず常に急かされます。
「なんでそんなに急かすんだ!?」と思うのですが、理由があります。↓
この写真は私が結婚式を挙げた日の結婚式場のスケジュールです。
なんと午前11時から、午後18時まで、1時間おきに挙式するカップルがいるんです!もちろん式場はひとつ!!!笑
日本では考えられませんが、ぎ〜っしりと詰まっているからこそ、急かされます。そりゃそうだ
そして普通に花嫁同士で鉢合わせたりします。荷物を置くロッカーも同じ場所でした!(日本のような配慮はなし)
ではドタバタの1日を時系列で紹介していきますよ〜!!🏃♀️💨
ヘアメイク
挙式の3時間前からヘアメイクが始まりました。
私と旦那さんだけではなく、家族もヘアメイクを受けます。私たちの場合は、私の父・母・妹、お義父さん・お義母さん・お義姉さんも一緒に受けました。父は初めてのヘアメイク、嫌がるかと思いきや楽しんでました(笑)
家族で並んでヘアメイクし、終わった人から衣装チェンジもします。
本当に流れ作業なので、日本のドラマでよく見る”新婦がドレスを着て新郎と初対面”みたいなシーンは用意されていませんので、やりたい方は自分たちで時間を作ってやってください。笑
新婦待機室へ移動
挙式開始1時間前になると、新婦は「新婦待機室」というところに行きます。
ソファーがあり基本的には新婦がずっと座っていて、そこに式に来てくれた人が順番に挨拶に来てくれるシステムです。
この間に新郎はロビーで来てくれた方に挨拶するので、基本的にはバラバラで過ごします。
招待された側として式に行くときには、ここで言葉をかけてあげることができますよ^^
すごい数の来客者と挨拶するので、あっという間に時間が過ぎました。
写真を撮るときのスマイル(作り笑いとも言う)のし過ぎでほっぺたが本当に痛かった(TT)
けど色々な方とお話しできて楽しかったです。
私は日本からの友人をほとんど呼んでいなかったので、ここでぽつんと一人きりになるのかなと少し不安だったのですが、
次から次へと彼の親族の方々や同僚の方、友人の方々が来てくれたので、全然寂しくなかったです!
私たちは結婚するまで遠距離恋愛だったので、それまでは本当に親しい人としか会ったことがなかったのですが、
この時間に彼に関わるたくさんの人と会うことができて単純に嬉しかったです^^
受付の様子
受付では来てくれた方に台帳にお名前を記入してもらい、お祝儀をもらいます。
お祝儀とビュッフェ券を引き換えます。
〈お祝儀の目安〉
親族・・・約50,000〜100,000ウォン
友人・・・約30,000〜50,000ウォン
私たちが実際に受け取ったのはこのくらいの金額でした!
一応招待状を作って来て欲しい方々には事前にお渡しするのですが、招待状を持っていなくても普通に入ることができます。ここが日本の結婚式とは違いますよね…
なので、呼んでもないのに「結婚するって聞きつけて来たよ〜」とか「ここの式場ビュッフェが美味しいって聞いたから来てみたよ〜」なんて人もたくさんいます!笑 すげぇな!
この自由な感じにはじめは驚きますが、やってみるとお祭りみたいで楽しいですよ^^
さぁ次から式が始まるよ〜〜〜!!
挙式スタート
さっそく式が始まるわけですが…..韓国の挙式はとっても簡易的で、なんと30分ほどで終わります。
涙なし!感動なし!でもこれが私にはすごくよかったです!笑
〈ここでちょっと補足〉
私は司会進行も韓国語のみで行ったため、事前に両親や友人が式の流れが分かるように、式の台本を日本語訳で作成し、共有しました。
韓国語がわからなくても事前に流れが分かっていたので、「これは今何をやっていんだろう?」と感じることなく式に参加できたのではないかと思います^^
自分の結婚式以外にも、韓国の結婚式に何度か行きましたが、どの結婚式もこのほとんどこのシナリオ通りに進みます。
よかったら参考にしてみてください😊
では実際の式の中身を見ていきましょう〜!
母親入場
まず司会があいさつし、式が始まります。
その後、まずは両家のお母さんが二人で入場します。この光景は日本で見ることがないので不思議ですよね….私は後から写真で見たのですが、綺麗ですごく素敵だと思います^^
日本人である私の母親に韓服を着てもらうべきか、日本人らしく着物にするか家族で悩んだのですが、
韓国で式を挙げるし、韓国に合わせて韓服を着ることをセレクトしました!
私たちは結果良かったと思っています!こうして並んだときにやっぱり見栄えがよくて綺麗だし、
両家が家族として一体感があったのは、やっぱり母親同士が同じ韓服を着たからだと思っています^^
こんな機会じゃないと韓服を着ることなんてないし、なにより母が楽しんでくれていたので良かったです😊💕
新郎入場
一人でたたたた〜っと入場します。
途中でガッツポーズをしたり、何かを叫んだりする新郎もいますが、彼はそういうことはしませんでした(笑)
新婦入場
私は父と一緒に入場しました。だいたいこのパターンが多いですが、
一度だけ新郎と新婦で一緒に入場する結婚式も見たので、そのようなパターンもあります。
父は結婚式がよっぽど楽しかったらしく、全く泣かずニコニコしながらスタスタ歩いてました😂笑
新郎新婦でステージへ
誓いの言葉を言い合って、指輪を交換して、さささ〜っと済ませます。
一通り終わると歌手の方が祝歌を歌ってくれるので、それを立って聞きます。
私たちはプロの方にお願いしましたが、友人が歌ったり、演奏したりするパターンもあります。
ただ日本の結婚式の余興のように力を入れてやる感じではないです。(そういうのもあるかもしれないけど少ないと思う)
両親への挨拶
両親への挨拶というと「あの涙の手紙を読むのね!」と思われますが、そうではなくお辞儀をするだけです。
しかし見所は新郎の深いお辞儀!膝をついて挨拶します。
この結婚式でどうしても泣きたいなら、泣き所はココ!一瞬で終わるから構えといて!笑
新郎新婦退場
最後に新郎新婦が退場して終わりです。
退場とはいっても会場を出るわけではなく、花道の最後まで来たらそこでカメラマンに写真を撮ってもらいます。
その後、またステージへ戻り、全員で写真撮影。
これで式場でのスケジュールは終わりです!
流れるように一瞬で終わります!終わるとすぐ次の会の結婚式が始まる(笑)まさに結婚式ファクトリー!😂
ビュッフェ会場へ移動
この後、招待した方々はビュッフェ会場へ移動し、自由に食事をしてもらいます。
新郎新婦とその家族はビュッフェ会場へ行く前に、「ぺベク室」へ行き、
「ぺベク」と言われる韓国の伝統儀式を行ことが多いです。
私たちもやりました。
別記事で詳しく書いているので、ぜひこちらをご覧ください^^↓
ぺベクが終わると韓服に着替え、ビュッフェ会場へ挨拶に行きます。
来てくれた方々は自由に食事し、気が済んだら(言い方ww)自由に帰ります。
私たちも食事をして、リラックスして過ごしました!
これで終わりです〜!あとは自由に帰るだけ^^お疲れ様でした〜!
最後に
実は私は結婚式に対してなんの憧れも期待もなく(むしろやりたくなかった)、やらないつもりだったのですが、
彼の両親からの”圧”でやることになりました(笑)
ほんとうに当日まで全然乗り気じゃなかったんです😂ドレスも当日余ってたやつを着ましたwww
でも実際にやって終わってみると「やって良かった!」と思いましたし、こうして写真を今でも見ると幸せな気持ちになります。
ですので、結婚式をやるように背中を押してくれたご両親に感謝しています。
また、コロナウイルスの影響で、結婚式が相次いで延期や中止になっている中で、私たちはギリギリ感染拡大前に式をあげることができたことも本当に感謝しています。(結婚ビザ申請ではまさにコロナの被害者でしたが…)
早くこの混乱が終わり、穏やかな日常が戻ることを祈るばかりです。
この記事が、韓国で結婚式を控えている方に少しでも参考になる情報だったら嬉しいです^^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
コメント欄でぜひ感想をお聞かせください😊また、Twitterもやっています!@hanamaru ブログの感想や、フォローお待ちしてます^^
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